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昨冬の思い出 小林陽

2023.4.7|
日常

こんにちは、小林です。

なんとなく花粉症の症状も収まりつつあるような気がする中、いかがお過ごしでしょうか。

 

すっかり春真っ只中に書くの少し気がひけますが、冬のある日の出来事をつらつらと。

 

 

 

2月初旬、まだ寒い日が続く、とある週末。

夕食は安定の鍋。とりあえず鍋。「何鍋にする?」決まってなくてもまずは鍋。

夫婦白熱の議論の末、その日はモツ鍋に決定。モツと鍋のスープを買って、調理開始。

 

思っていたより脂が乗っていたモツ。スープにも結構脂が浮いていたのもあり、

妻はモツの脂部分を少し切り落としていました。もったいね。

 

そのまま調理が進み、モツ鍋完成。いただきます。

モツ以外のお肉も入れて子供に食べさせ、家族4人で舌鼓。

シメは雑炊の予定でしたが、スープに浮く脂を見て、妻から「うどんにしない?」。

脂を吸いきってしまう雑炊は危険だと判断、ナイス切り替えだ、妻。

 

冷凍うどんを下茹でし、流水でシメる妻。

シメのうどんを入れて、鍋再登場。家族4人は皆お腹いっぱい。

 

「はぁ〜お腹いっぱい、ごちそうさまでした」

自身の使った食器と箸を持ってキッチンに行く妻。そこで異変に気づきます。

「ちょっとパパ来て、ヤバい」「え?」

箸を止めてキッチンに行き、私も異変を認めました。

 

 

シンクが詰まってやがります。

シンクに流した脂が、いろんな場面で使った水のせいで固まってしまったようです。

「流れが悪い」とかでなく、全く減らないシンクの水。

こりゃまずい、完全に詰まってやがる。

 

私も食事を終え、シンクに。

とりあえず排水溝に指を突っ込み、詰まってる部分を開けようとするも、患部に指が届く

感覚が無くて断念。

掃除用の歯ブラシを使ってもう少し奥に入れるも、これも脂を貫く感覚が無く、効果無し。

 

「パパ、これ使って」

先を曲げた針金を渡す妻。どっから持って来た。

排水溝の奥は曲がっているわけだから、それに合わせて先っぽを曲げて中に入れれば良し。

なるほど、一理ある。針金を持って排水溝に。しかしこれも効果無し。シンクの水はそのまんま。

 

その後もいろんな道具を使って排水溝のより奥の方を処置しようとするも、そもそも

脂を触っている感覚が無く、梨の礫。

 

 

まずい。これはまずい。「業者を呼んだら2〜3万とかしちゃうよね」絶対にそれは避けねば。

こんなくだらないことに2〜3万払うなんてやってられない。

 

上からダメなら下からいくしかない。

シンク下の引き出しを全部取り出し、中の管を見てみることに。

 

キッチンの取扱説明書も持って来て、オペ開始。

思いつく限りの箇所を開けては突っつき、開けては突っつき。それでも脂にはたどり着かない。

その作業も30分くらいすると、なんとなく管の構造が分かってきました。

「ってことは、ここか」

それっぽい患部を歯ブラシで突っつくと、今まで感じなかった、明らかにプラスチックとは違う、

妙に柔らかい感触。

(何か今までと違うな。まいっか、いってみよ)

患部を歯ブラシでヒト刺し。プス。

 

 

脂でした。ブチ抜いてしまいました。

急に流れ込んでくるシンクの水。当然管は空いているので、シンク下に襲いかかってきます。

 

詰まらせていた脂に穴が開けば、その上で溜まっていた水が流れる。

当たり前のことへの想像が無かったせいで、シンク下がみるみる水浸しに。アホか私は。

 

手元に置いていたビニール袋も、小さいせいですぐ満杯に。

バケツも小さい物しかなく、すぐ満杯に。どんどん流れ込んでくる水を抑えきれない。

 

水浸しになったシンク下と床。履いていたジーンズもビッタビタ。

それでも、私は妙にテンションが上がり、なんなら笑ってました。

だって、2〜3万円払わずに済んだんですから。

 

水浸しになったのは拭いて消毒すれば良い。2〜3万円を死守できたことの方が大きいわけです。

気に入っていたジーンズと靴下がダメになったのは痛いですが、代償がその2つで済んだのが

むしろ大きい。私は妻とハイタッチしました。

 

 

皆さんも気をつけましょう。脂は水に触れると固まります。

そして、固まった脂はすぐに水をせき止めます。

でも、脂をブチ抜くと流れます。

 

もし皆さんも、脂でシンクが止まったときは私を呼んでください。

シンクの構造を熟知した私が修理します。

 

 

修理代は、そうですね。2〜3万円でいかがでしょうか。

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