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ほっとけないやつ  小林陽

2022.10.7|
日常

こんにちは、営業の小林です。

今年も残すところあと3か月です。

寒くなったり暑さが戻ったり、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

さてさて、本日は我が家に移り住んできた新しい家族をご紹介します。

 

 

はい、ペットが来ました。可愛い可愛いペットです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザリガニです。

 

 

 

9月土日、私の地元・瀬戸で3年振りに開催されたお祭り「瀬戸物祭り」に行ってきました。

 

子供2人を連れてのお祭りです。瀬戸物を見て回るのは半ば諦め、その雰囲気を楽しんできました。

子供たちはいろんな遊び系屋台に行っては参加費を払わされ、景品をもらってにこやかな表情です。

 

息子よ、その剣らしきものもハリセンも、近所の100均で見たことあるぞ?

 

地元のラグビーチームと対決したり、小動物と触れ合ったり、3年振りのお祭りはとてもにぎわっていました。

 

さて、そこでザリガニです。

 

アーケード街のとあるお店のおじちゃんが、店の前でザリガニ釣りを出していました。

釣れても釣れなくても、2匹で300円。金魚すくいが(釣れなくても)500円だったのと比べると破格の設定です。

もちろん子供たち2人は「やりたい!」と声を上げ、600円をおじちゃんにお渡し。

そして、ゲットしましたザリガニ4匹。大1匹、中2匹、小1匹。

エサ・バケツ、そのほか諸々。とりあえず家で育てられるものを一通り揃えて家に。

 

こうして、ザリガニ4匹が新たに小林家に仲間入りです。

 

 

 

とりあえず色々調べながら面倒は見ますが、ニオイがあまりよくなく、バケツも狭かったりで、家で飼うことに

早々に限界(というか面倒)を感じ始めます。その頃、「ねぇ、池とかに逃さない?」妻が言い出しました。

屋台でもらった時点で満足した子供達、池に放つことに賛成です。もちろん私も。

しかし、そこは毎週「鉄腕DASH」を観ているパパ。どうにも気になって調べました。

 

 

ダメでした。池にも川にも、放つのはダメでした。

 

 

屋台でもらったザリガニは、「アメリカザリガニ」と呼ばれる種類で、外来種。

自然に放ってしまうと本来そこにある生態系を駆逐してしまうため、放つのはダメ。自分で育てるしかないのです。

そんなザリガニを大量に取り扱うあのおじさん。どうやって仕入れた?

 

次なる頼みは家の近くのペットショップ。観賞魚とか爬虫類とか、色々いるお店。

電話してみました。「アメリカザリガニ引き取ってもらえませんか?なんならお金お支払いしますので」

 

 

ダメでした。「受け取れない」と言われました。

 

 

外来種として指定され、自然に放つことが禁止されて以降、アメリカザリガニの取り扱いをやめたんだそう。

「受け取ったりはできないので、最後まで面倒見るしかないです」そんな殺生な。

 

 

そこまで言われてしまうと、やはり池とかに放つのは気が引けます。子供もいますし。

 

 

こうして、ザリガニ共は小林家に住み続けることになりました。しぶとい奴らめ。

まぁでも、キミたちも不便な存在だよな。連れまわされた上で「自然に放つな」なんて言われてな。

このまましばらくウチにいたらいいよ。

 

 

これが最近のザリガニです。もう外に出しました。

 

 

大ザリガニは、少し刺激を与えるとすぐに上体を反らして威嚇してきます。

小ザリガニは、少し刺激を当たるとピチャピチャっと飛び跳ねます。

なんだか可愛く見えてきました。

 

3匹になったのは、大が中の1匹を共食いして三途の川に逃してしまったせいです。

そんなこともあんのね、めんどくさ。

 

 

そんなこんなでまだ家にいるザリガニ。ちゃんと育てると5年くらい生きるそうです。

5年ておい。流石に長いわ。

 

 

「何を言ってんだ小林よ」「甘ったれんな」「どんな生命でも、最後まで面倒見るべきだろ」

「私ザリガニ大好き」「別に好きじゃないけど見てみたい」「茹でたら食べられるんでしょ?」

と思うそこのアナタ。ぜひ小林へ一言ください。

 

どうにかしてザリガニをお持ちします。

威嚇したり脱皮したり急に飛び跳ねたり、カワイイですよ?

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