こんにちは!
ワタクシ、富澤は、ただいま「両立支援コーディネーター基礎研修」を受講しています。
病気やケガで仕事を休むことになった時に「労働者」をサポートしていくのが
「両立支援コーディネーター」です。
「労働者」「事業主」「医療機関」という三角関係の間に立ち、情報整理や情報提供、面談を行い、
「労働者」本人がどのような選択をするのかを支援する役割です。
例えば、
大きな病気として「がん」「脳疾患」「糖尿病」があります。
いずれも長期の治療を必要としています。
とくに「がん」は2人に1人がかかる病気と言われています。
そして、罹る時期も40代以降にかかる場合が非常に多く
働きざかりの時に長期の休養を余儀なくされるケースがほとんどです。
また、「がん」告知を受けた際の精神的な落ち込みは大きく、
きちんとした治療を受ければ治る見込みもある中、退職してしまう方が30%程度のようです。
しかし、「がん」治療は、現在60%程度の方が治癒する可能性があり、20年ほど前に比べると
職場復帰できる場合も格段に増えているそうです。
こうした情報を発信したり、話を聞き、サポートできる専門家に繋ぐ役割を担うのが
「両立支援コーディネーター」です。
また労働者本人の同意の元、事業主に状況を伝えていく役割も担っています。
業務上の病気やケガは「労災保険」、私傷病は「健康保険の傷病手当金」。
高額な治療費は「高額療養費制度」といった様々な国の制度もあります。
いつも健康が一番ですが、いざという時に備えて、
情報を持っておくだけでも価値があるのではないでしょうか。
仕事と治療の両立でお困りの際は、ぜひ、ご相談くださいませ。
治療と仕事の両立について|厚生労働省 (mhlw.go.jp)