こんにちは、小林(陽)です。
雨が続いたお盆、いかがお過ごしでしたでしょうか。
小林家もしっかりその影響を受け、大きなイベントも無くお盆が過ぎていきました。
まあ、コロナもあって元々遠出はできなかったワケですが。
何も無いながら、なんとか絞り出して記事を書かせていただきます。
とある日。今日も今日とて雨の降る週末。しかも雨が強い。
バケツをひっくり返したような土砂降り。ドリフのコント。
夏休みの宿題もほぼ終わり、最後の日記を書き終えた息子。
鉛筆などをすべて片付ける中、消しゴムだけを残し、私に勝負を挑んできました。
「パパ、消しピンやろう」
おお、小学生はまだ消しピンやってたのか。懐かしいな、やろうやろう。
一応ご説明しておくと、消しピンとは机に置いたそれぞれの消しゴムをデコピンで飛ばし、相手の消しゴムに当てて落とす遊びです。
私が小学生だった頃もやっていましたが、令和になってまさかまた耳にしようとは。
4年2組の教室を思い出します。
聞くと、息子のクラスでは「消しピンのためだけに消しゴムたくさん持ってくる子がいるから、消しピンは禁止されている」んだそうな。
「そんな子いるの?」「うん、俺」おまはんかい。
まあいい、元小学生の意地を見せてやろうじゃないか。私も自前の消しゴムをテーブルに出します。
見た目で分かるスペックの違い。
サイズは違うはケースは付いてるは、カスを集めるローラーは付いてるは。
こっちは使い慣れた普通の消しゴム。
しかし、私も日本男児のハシクレ。
そんなことを負ける言い訳にしてはなりません。
スペックの違いは指先の筋力とコントロールでカバーします。
相手の消しゴムを射程距離に捉える、絶好のチャンス。
これはブログのネタになる。というかこれくらいしか無い。見つからない。
スマホを片手に右手をセット。
見せてやる。これが、鍛え抜かれた(ウソ)父の中指ぞ。
日々のブラインドタッチで培った(ウソ)正確無比の(ウソ)コントロールぞ。
数々の消しゴムを宙に舞わせた(ウソ)、「弾丸」とまで恐れられた(ウソ)伝説の(大ウソ)馬力ぞ。
奥にドリルがある。だがそんなことはどうでも良い。なんならドリルごと弾き飛ばしてやるわい。
全集中、父の呼吸。壱の型、「中指一閃」。
音速で振り抜く右中指。消しゴムの土手っ腹を確実に捉え、消しゴムは魂を宿し、弾丸と化します。
息子の消しゴムめがけて一直線。小林陽介右中指(と使いかけの消しゴム)の底力、受けてみよ。
すみません分かってました、こうなることは。
弾丸と化した私の消しゴムは、息子の消しゴムにメガヒット。
そこまでは良かったんですが、息子消しゴムは10cmほど後退しただけ。
反動なのか、その何倍もの距離弾き飛ばされた私の弾丸。「ドリルごと弾き飛ばす」だなんて、戯言の極致。
息子の笑い声を背に、弾丸と称した何かを床から拾い上げ、元の居場所に戻してやります。
定規と共に我がペンケースに収まるが良い。
あっけなく敵が散り去り、消しピンは息子の勝ち。
雨が続くのは、夏らしい遊びができずしんどいですね。
雨雲がいなくなったかと思うと、次は熱中症アラート。
いろいろと落ち着かない今年の夏ですが、皆様どうぞお気を付けてお過ごしください。
次のブログは、もう少し夏らしい記事が書けたらいいな。