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宣言下ならではの問題 奥田

2021.2.24|
労務系

皆様こんにちは。営業の奥田です。

 

先日、代表の八木から これ、バレンタインだよ~★と言われて

大量のビジネスガイドが私のもとにやってまいりました。

 

 

ビジネスガイドとは、

労働・社会保険の手続きや法改正、実務上のポイントなど

タイムリーに役立つ情報をまとめた社労士必読の雑誌です。

 

 

そういうわけで、私の優雅なティータイムのお供は、しばしビジネスガイドとなりました。

 

ところで、内容にもありましたが、

コロナ渦である今、緊急事態宣言下ならではの労務相談をよく伺います。

 

例えば、「コロナに感染するのが嫌だから、会社を休みにしてほしい。」という要望を、

社員さんから受けましたが、どうしたらいいですか?という相談。

皆様の会社でもこういった声は出ていないでしょうか。

 

 

まず、会社を休みにする必要はあるのか?という疑問に対して、

要望が出たから、あるいは今の宣言下だから、会社を休みにする必要はありません。

しかし、会社には「安全配慮義務」というものがあり、

社員さんを危険な状況にさらさないよう、快適に働いてもらうように配慮しなくてはなりません。

出社は求める代わりに、

社内の感染予防ルールは徹底し(マスク着用、アルコール消毒を置く、パーティションの設置等)、

安心して働いてもらえるような努力は必須です。

 

感染リスクを抑えるため、車移動や直行直帰を認めたり、

時差出勤の導入といったようなことも有効かと思います。

 

まあ、既に実施されている会社さんも多いかとは思うのですが。

ただ、持病があったり、高齢の従業員さんの場合には、やはり特段の配慮は必要かもしれません。

テレワークにできる職種には限界があるため、

本人と話し合い、労使間の折り合いをつけることが必須になってきます。

 

対象の従業員さんの状況(職種や環境等)によって、

対応は異なってくるため、なかなか一概にこれ、とは言い切れないのですが。。

ここが労務の醍醐味なのかなー・・・と思った私でした。

 

もしこういった従業員さんからの要望でお困りでしたら、お気軽にご連絡くださいね。

ご相談は無料、一人ひとりに丁寧にご説明いたします。
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