皆様こんにちは。営業の奥田です。
先日、代表の八木から これ、バレンタインだよ~★と言われて
大量のビジネスガイドが私のもとにやってまいりました。
※ビジネスガイドとは、
労働・社会保険の手続きや法改正、実務上のポイントなど
タイムリーに役立つ情報をまとめた社労士必読の雑誌です。
そういうわけで、私の優雅なティータイムのお供は、しばしビジネスガイドとなりました。
ところで、内容にもありましたが、
コロナ渦である今、緊急事態宣言下ならではの労務相談をよく伺います。
例えば、「コロナに感染するのが嫌だから、会社を休みにしてほしい。」という要望を、
社員さんから受けましたが、どうしたらいいですか?という相談。
皆様の会社でもこういった声は出ていないでしょうか。
まず、会社を休みにする必要はあるのか?という疑問に対して、
要望が出たから、あるいは今の宣言下だから、会社を休みにする必要はありません。
しかし、会社には「安全配慮義務」というものがあり、
社員さんを危険な状況にさらさないよう、快適に働いてもらうように配慮しなくてはなりません。
出社は求める代わりに、
社内の感染予防ルールは徹底し(マスク着用、アルコール消毒を置く、パーティションの設置等)、
安心して働いてもらえるような努力は必須です。
感染リスクを抑えるため、車移動や直行直帰を認めたり、
時差出勤の導入といったようなことも有効かと思います。
まあ、既に実施されている会社さんも多いかとは思うのですが。
ただ、持病があったり、高齢の従業員さんの場合には、やはり特段の配慮は必要かもしれません。
テレワークにできる職種には限界があるため、
本人と話し合い、労使間の折り合いをつけることが必須になってきます。
対象の従業員さんの状況(職種や環境等)によって、
対応は異なってくるため、なかなか一概にこれ、とは言い切れないのですが。。
ここが労務の醍醐味なのかなー・・・と思った私でした。
もしこういった従業員さんからの要望でお困りでしたら、お気軽にご連絡くださいね。