営業の奥田です。
人肌恋しい?季節になりました。
今回は、労働者災害補償保険法に改正があった点について、
簡単にはなりますが、お伝えしようかなと思います。
かっこよく、ついつい正式名称を言ってしまいましたが、
「労災」…つまり会社内や通勤中に事故に遭ったり、けがをしたり、
そのときの補償について定めた法律になります。
ざっくり言うと、ダブルワーカーにやさしくなりました。
https://www.mhlw.go.jp/content/000662505.pdf
↑厚生労働省が、改正内容についてパンフレットを出しています。読むのが面倒な方は、私のブログを読み進めてください。
例えば、私はS&Rをメインに働かせてもらっていますが、
実は19時に退勤…したとみせかけて、夜な夜なアルバイトをしていると仮定しましょう。
(どんなアルバイトかは、ご想像にお任せします。)
ところが、夜中のアルバイト中、階段から転落して、骨折してしまいました。
しかもそれは入院を伴う骨折でした。
アルバイトどころか、S&Rにも出勤できません。
通常であるならば、夜中のアルバイトで稼いだ僅かなお給料をもとに、
入院して休んでいる期間、労災からお金がもらえます。(休業補償給付といい、いわゆる所得補償です。)
ところが、私のメインの勤務先は、あくまでS&R。
収入の8割はS&Rで賄っていたのに…夜のアルバイトで稼いでいたお金なんて、
雀の涙ほどでした。
労災事故がS&Rで起きたとしたら、もう少し高いお金(休業補償給付)がもらえたんですよ。
入院費用は労災で賄えるものの、家賃やら携帯電話やら、お金はかかるものです。人間。
ああ、私、どうなっちゃうの~???
…と。
そんな悩みが、令和2年9月~、改正されました!
仮に、夜間アルバイトで労災事故が発生したとしても、
私の休業補償給付(働けず休んでいる間の労災給付です)は、
S&Rで得たお給料 + アルバイトのお給料 を合算したものをもとに算定されることになりました。
国がダブルワークを推奨するようになったため、
このような見直しがなされたそうです。
ケガや病気は、しないに越したことはないですが
少し安心ですね。
★…★…★
いかがでしたでしょうか。
まだまだダブルワーカーは少ない印象ですが、これから増えていきそうですね。
ちなみに、今回のたとえは、あくまで仮のお話です。私はS&Rのみでしか勤務しておりませんよ。
最後に、これだけ紹介させてください。
先日、友人の舞台を見に行ってきました。
第三波が騒がれる中ですが、検温・消毒・換気など、かなりしっかりと対策されていた中の観劇でした。
ジャンルとしては、戦国ミュージカルになるそうです。
鬼気迫る殺陣はもちろんのこと、かなり美声の演者さんもいて、とにかく凄いのです。
友人がやっているから、とかそんなことは一切抜きで、去年から楽しみにしています。
今年は演者さんとの個人の撮影タイムは感染予防のため、なかったのですが。
集合写真はOKということでした(掲載許可済み。どんどん拡散してくださいとのこと)
気になる方は、ぜひ行ってみてください。
私は山吹色の襟の男の子が、推しです。
長いブログを最後までお読みいただき、ありがとうございます!
今年も1年大変お世話になりました。
ありがとうございました。また来年もよろしくお願いいたします。