こんにちは、営業担当の奥田です。
厚生労働省のHPを見ていたら、こんなお知らせを見つけました。
社労士試験の受験生たちが、最も苦手とする科目、「年金制度」を楽しく学べる特設サイトができたそうです。
とは言え、中高生向けなので、試験対策にはなりませんが、中高生でも見やすくポップなサイトです。
https://www.mhlw.go.jp/korosho_kyozai/
教員の方が授業でも使用できるようなワークシートや台本まで、
至れり尽くせりのラインナップです。
中高生には想像しにくいであろう、保険料免除のことも載っていたり、
受験生時代、私がなかなか理解できなかったマクロ経済スライドのことも載っていました。
動画もありましたが、人気番組とコラボしているとのことで、再生数も多かったです。
私が中学生や高校生のときは年金に関する授業はなかったのですが、
ぜひ実施して欲しいな、と思います。
社労士試験関係で勉強していた時、知らないことって怖いなと思ったことがあります。
「20歳になった大学生が、学生納付特例を申請せず、年金を滞納していました。
21歳のとき、事故に遭って障害等級に該当、障害年金は受給できますか?」
というような問題に出会ったのですが、、、。皆さん、どう思われますか?
この問題の正解は「障害年金は受給できない」です。
練習問題の話なので仮定の話ではありますが、一生涯元の体に戻らないのに、
年金制度をよく知らなくて滞納していた、学生でお金がなくて滞納していた、と思うと、
ただの問題文でもなんだか悲しくなりました。
実際、お客様のところで年金制度を解説させていただく機会が何度かあるのですが、
「年金は信用できないから支払っていない」「高いから払いたくない」という声もありました。
いつもそのお話をいただくと、障害年金がもらえなくなるかもしれないから、支払ったほうがいいですよ、と案内させていただいています。
https://www.mhlw.go.jp/content/12500000/001138249.pdf
(こういったパンフレットもありました↑)
民間の保険に入っているから大丈夫、という声もいただくのですが、
事故などで病気になり、その病名があまり浸透していないと、保険金そのものが受給できないこともあるのです。
実際そういったケースに直面したことがあります。
年金について、加入する前から学べる機会を設けるべき、と思います。
弊社では、障害年金のご依頼や、中高生向け・社会人向けの講演といった仕事も承っております。
もしこの記事を読んで、興味を抱かれた方はお気軽にお問い合わせください。