最近は寒暖差が激しいのですが、皆さん体調は大丈夫ですか?
何を着たらいいのか毎朝悩んでしまいますね。
ところで、私は異常なくらい犬が好きなんです。
一時期、獣医師を目指していました。しかし動物実験がどうしても受け入れられなくてその道を諦め、
トリマーを目指しましたがなんと犬アレルギーで断念。笑
そんな私は小学生の頃から犬との暮らしが当たり前でした。
(アレルギーの薬を今でも服用しながら暮らしています。笑)
先代は2頭おり、その2頭は親子だったのですが、誰にでもお腹を見せてあまり吠える事のないワンコたちでした。
しかし今回迎えた3代目のワンコは臆病で短気ですぐに声に出てしまうワンコでした。
ここで勘違いしてほしくないのは、飼い主の躾が悪いからそうなったわけではないという事です。性格です。
これは私が出会ったトレーナーさんにいわれた言葉で、とても救われた言葉です。
私の躾が悪くてこうなってしまったと落ち込み相談したところ、そんなわけはないじゃないか!と。
正しいトレーニングが一般的になっていない日本では仕方のない事、これから教育していってあげれば問題ないよと。涙
とても素晴らしいトレーナーさんに出会えました。
我が家は住宅密集地ですし、噛みつきも甘噛みじゃなく本気噛みで危険だったので、生後4ヶ月頃からトレーニングを開始しました。
トレーニングにもたくさん種類があります。
私は痛みや恐怖を使わない、褒めて伸ばすトレーニングをしています。
お座りや待てなどトリックをおしえていくトレーニング
他のわんちゃんや人への吠えや威嚇、噛みつきをなくしていくトレーニング
鼻を使ったトレーニング、色々あります。
そして全てのトレーニングには意味があります。
トリックはただ単に技を教えたり大会に出る為だけにやるのではなく、根本は飼い主の声や動作や表情を、
見たり聞いたりできるようにするトレーニングです。
これができると、何かのはずみでリードが手から離れてしまっても声を聞き取るとこができて
待ての掛け声や遠くにいたら、手の合図だけで止まることができるようになります。(絶対ではないですが)
特に都会でお散歩されてる方などは事故の心配もありますので、声が届くと少し安心かもしれないですね。
私は今回吠えや噛みつきの改善トレーニングを約一年間して改善しました。
なので、今は鼻を使ったノーズワークというトレーニングをしています。
初めはオヤツの入った箱を室内で探す事からスタートして最終はアロマの匂いがついた紙の入った缶を外で探す事です。
皆さん犬は鼻がいいからいつも鼻を使っているイメージではないですか?
実は一番使っているのは視覚なんです。
もちろん鼻はいいのでクンクンしますが、目で見て判断できてしまうものが多いので意外と鼻を使えていないワンちゃんが多いんです。
遠くにわんちゃんや人を見つけたとき、それは嗅覚ではなく視覚情報なんです。
麻薬犬などもかなりのトレーニングを積んで鼻を使えるようになっています。
我が子は麻薬犬にはできないですが。笑
家庭用のノーズワークをする目的は、老後目が見えなくなっても鼻を使って歩けるようにしておく事です。
目が見えなくなって動けなくなってしまうワンコは沢山います。
でも鼻を上手に使えると動ける範囲も広がります。
かなりマニアックな話になりましたが、トレーニングの奥は深いです。笑
最後に
抱っこしようとしたときに怒ってしまうワンコがいたら痛いところがないか病院で検査を受けてみてください。
ワンコの行動一つ一つには必ず理由があります。
何か困った行動をしたそんなときは叩いたり怒鳴るのではなく、まず身体に問題がないか調べてみてください。
そして異常がなければ、飼い主もワンコも楽しいと思えるトレーニングという教育をしてあげてください。