こんにちは、小林陽です。
暖かくなってきましたね、へクションしてますか?
弊社の事務所でもそこかしこからへクションが聞こえてきますが、私も毎日へクションかましております。
頭が普段より働かない感じ、嫌になりますね。
さて、最近の出来事から。
野球を習い始めた上の息子。野球も野球でやっぱり楽しかったようで、その野球クラブが主催するキャンプ
に「行きたい」と言い出します。そう言うだろうなとは思っていましたが、春休みですし参加させることに。
1月に参加したスキーキャンプで味を占め、親元離れて参加するキャンプ的なものが大好きになった様子。
その時一緒に参加したお友達(以下、A君とします)も一緒に野球を習い始めており、もちろん野球の
キャンプにも一緒に参加。仲良きことは美しきかな。
3月某日。集合は早朝、愛知県内某駅。私は車で息子とA君を送ることに。早めに集合場所に到着。
集合場所で喋ったり歩いたり、子供たちは適当に時間を過ごします。
その野球クラブ、妻から聞くには、A君以外にも学校のクラスメートが参加しているとのこと。
当然そのクラスメート君(以下、B君とします)もキャンプには参加するでしょうが、私はその野球を見た
ことが無いので、B君の名前しか知らず、子供達がB君を見つけるのを待つしかありません。
「あ!来た!」B君ご登場。あ、彼なんだ。ってことは、あの方がお母さんとおじいさんか。
先述の通り私は野球の様子を見たことが無いので、親御さんの知り合いもゼロ。
話す相手がいないのは別に問題ありませんが、この時点でようやく話せる方が出来ました。
「いつも息子がお世話になって」的な感じで会話を始め、B君のお母さんと談笑。
B君は、お兄さんと共に去年から野球を始めているそうで、うちの息子&A君よりもキャリアがあります。
「最初は兄がヤル気マンマンだったけど、今は弟(B君)の方が楽しんでるんですよね」なんて、苦笑い
しながらも楽しそうに話すお母さん。春休みに入って友達と会う機会が減っていたので、B君も今回の
キャンプを本当に楽しみにしていたんだとか。
談笑するB君&A君&うちの息子の様子を写真に撮りまくるおじいさん。大好きなんですね。
動画にしたり写真にしたり、なかなかデジタルに慣れておられる。
「おじいさんも嬉しそうですね」
「あ、主人です(笑)」
「あ」
やっちまいました。お父さんでした。防げる地雷を踏んでしまいました。
2分ほどお母さんに謝り続ける小生。「あ、全然いいですよ。いつものことですし(笑)」
そうは言っても、日常生活で一番やっちゃいけないやつ。身近に潜む代表的な地雷。
後から思い出すと、妻もそのお父さんのことを言っていたんです。
「野球見てるとB君のお父さんがよく見て来ててさ、すっっごい優しそうな顔してるんだよねぇ」
「ずーっとニコニコしながら練習見ててさ、私たちとかとも気さくに喋ってくれるんだよ」
「B君が叩いたりとしかしても全然怒らないし、痛いよーとしか言わないし、優しいんだろうねぇ」
他に言うことあるだろ。表情とか以外に大事な情報あるだろ、教えてくれよ。やっちまったじゃん。
そうこうして子供達も大型バスに乗り込み、間も無くキャンプ先へ出発。
「あ、小林君のお父さんですか」ここでようやくご挨拶。評判通りのにこやかなお顔。
「あ、はじめまして。いつもお世話になって」にこやかなお顔に相対する私。
反省と謝罪を抱きつつも表に出さないギリギリの作り笑い。バレてはいまいか。
息子とA君を無事に見送り、家路につく晴天の朝。雲一つない空、野球日和。
やらかしてさえいなければきっと、もっとスッキリした顔で空を眺められていたことでしょう。
意外と地雷はすぐそこにあります。
皆さんも、ご用心を。