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我が闘いに悔いは無し  小林

2021.6.8|
日常

こんにちは、小林(陽)です。

 

本日のブログでは、先日行われた仁義なき闘いをご報告します。

 

 

 

5月下旬。

各々の武器を手に、これから始まる熱く激しい闘いに臨むべく、我々はその舞台へ馳せ参じました。

到着時刻は15時半。陽が少しずつ傾き始めるも、まだまだ汗がシャツに滲む気温。

 

我々は、各々の武器に燃料を充填し、臨戦態勢に入ります。敵が先に充填を済ませ、次に私の番。

本来私の準備が終わった後に勝負が始まるのですが、敵はそんな礼儀を鑑みず、私の準備が終わる前に

先制攻撃を仕掛けてきました。卑怯な。

 

ダメージを負った私は、すぐに充填を済ませ、応戦します。

武器のスペックに圧倒的なハンデを持つ私は、フットワークと知恵を駆使して戦うしかありません。

それぞれが持つ武器の射程も全然違う(もちろん私の方が劣る)ので、どうにかして接近して応戦。

 

 

紹介が遅れました、ここで各々の“武器”をご紹介します。

まず、敵の武器。調達価格は1,000円。

 

 

そしてこれが私の武器。調達価格は100円。

 

 

見た目で分かるその違い。射程・威力・容量、そして価格。ほぼすべてにおいて私の方が劣るのです。

しかし、私も日本男児のハシクレ。そんなことを負けの理由にしてはなりません。

知恵と体力でカバーするのが“漢”ってもんです。

身体の随所に水、もとい銃弾を受けながら、私もなんとか応戦します。

 

敵がミスショットをし、チャンスが訪れました。一気に距離を詰めて敵の顔面に狙いをつけます。

見事にヒットし、さらに畳みかけようとすると、敵から“呪文”が放たれます。

 

 

「ちょっ!今はなし!!」

 

 

これを言われると、我が軍(というか私1人)は何もできません。これがズルい。

もしそこで畳みかけようものなら、敵は「号泣」という“最終手段”に出て、その後家に帰れば

私は妻、もとい敵の大将から別の攻撃を受けてしまいます。それは避けねば。

 

 

と言う訳で、“呪文”が出たら私は一度引くしかありません。

圧倒的な武器に呪文まで備えた敵、なんと手ごわいこと。

 

しかし、私も日本男児のハシクレ。そんなことを負けの理由にしてはなりません。

度胸と根性でカバーするのが“漢”ってもんです。

その後も私は随所に水、もとい銃弾を受けつつ、応戦を続けます。

 

 

私の知恵と体力と度胸と根性により徐々に戦況が好転しつつある中、敵は草むらに隠れていきました。

いつ撃ってきても良いよう、私は警戒を解きません。

 

すると急に、背中に悪寒。私の背後を水、もとい銃弾が撃ち抜きました。いつの間に移動したんだ。

後ろを向くと、知らない子供、もとい敵。誰だ君は。なんと援軍とは卑怯な。それも1人ではない。

闘いの熱さに惹かれたのか、戦場にいる他の子どもたちが敵の仲間になっているではありませんか。

君達は我々に惹かれたのかもしれないが、私は引いているぞ。卑怯だとは思わぬのか。

なぜ急に攻撃してくる。そしてなぜ私の味方に誰もならない。

 

ざっと数えて敵数7。1対7。無情。

敵のほとんどが1000円クラスの武器を携える中、私は100均で拵えた武器1丁で臨むのです。

しかし、私も日本男児のハシクレ。そんなことを負けに理由にしてはなりません。

愛と勇気でカバーするのが“漢”ってもんです。アンパンマンもそんなようなこと言ってたし。

 

 

とはいえ、完全に劣勢。7人に囲まれた私は針の筵。ただ、中身の充填さえ出来ればどうにかなる。

愛と勇気を胸に、私はただ走り続けました。

でも、敵が回り込んで道を塞ぐ。仕方ない、逃げる。銃撃を避ける(つもり)。

まずい。銃弾が切れた。水汲み場、もとい基地までは距離がある。敵にも囲まれた。

 

そしてついに、戦場を走り回った私の脚力が切れてきた。絵に描いたような「万事休す」。

私の脚が、動くことを拒否し始めた。絶体絶命。なにが愛と勇気だ。

 

もはやこれまで。諦めの境地。きっと信長公も、最期は同じ心境だったでしょう。

信長になった私は、動くのを止めました。ここで勝負あり。集中砲火。全身に銃撃を受けました。

 

そして私は、両手を天高く突き上げました。我が闘いに一点の悔い無し。気分はラオウです。

潔く、気高く、煌々とした心境で私はビショ濡れになりました。

 

 

私はやり切りました。出し切りました。燃え尽きました。ビショ濡れだけど。

なぜか晴れやかな気持ちのまま、私たちは公園を後にしました。

 

 

 

こうして、某公園を舞台とする水鉄砲遊びは私の全面降伏をもって幕を閉じました。

私の敗因は、ひと際デカい声で子供と遊んでいたために、他の知らない子供たちを巻き込んだことです。

みなさんもお子さんと遊ぶの際、はしゃぎすぎにはご用心。

 

 

 

ちなみに、家に帰る途中すれ違ったヨソの小学生が私を驚いた目で見て、「なんだ、このズブ濡れのおっさんは」

と思ったであろうことは、ここだけの内緒ってことでお願いします。

 

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