個人への支給額ではなく、給与から天引きされる保険料の話になります。
世知辛いですね。
令和2年9月から厚生年金保険の標準報酬月額の上限が変更になりました。
厚生年金保険料の等級が1等級増え、
今までの最高等級31等級だったところから最高等級が32等級へと変わります。
要するに何が一体どうなった話なのかというと、
今まで厚生年金の最高等級31等級（月額605,000以上）の給与をもらっていた人は、
例えば月額700,000円もらっていたとしても、
今までは厚生年金保険料が56,730円で済んでいたところ、
この9月からは月額700,000円もらっていると厚生年金保険料が59,475円になります。
これが最高等級32等級の力です。（月額635,000以上）
簡単に言えば人によりじわっと保険料が上がります。
もらうものが増えるのは喜ばしいですが、
持っていかれるものは何であれ増えるのは嫌ですね。
等級が増える理由はきちんとあるのですが、
ここでは割愛しておきます。
ちなみに健康保険の最高等級は50等級です。
9月といえば他にも、定時決定（算定基礎届）の結果が給与に反映される時期ですね。
小さなことではありますが人により一喜一憂してしまうところではないでしょうか。
楽しいことだけ感じ取って生きていきたいですね。
ちなみ私は今年の社労士試験の解答速報に一喜一憂しています。
たとえ満点科目があっても、他で点が取れてなきゃ意味がないです。
世知辛いです。
机の上のパーマンでも見て今日も元気に生きていきます。
（代表横山→師匠水野の机の上→大竹の机の上へ）
