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舞台裏から支え続ける 秋田

2023.5.2|
日常

今回は、最近読んで面白かった本を紹介します。

 

 

『わが殿 上・下』(畠中恵著)

この本は実際の史実をもとに書かれたお話で、

殿様から「藩の借金をなくせ」と命を受けた家来が、様々な施策をしながら借金をなくしつつ、

さらに追加で必要になったお金なども準備をして、藩の財政を支えるお話です。

 

 

 

何がすごいかって、この家来は武士でありつつ、

幕府から借りたお金を元手にお金を生み出したり、

商人たちと交渉をしたり、

実際にお店を開いたりと実に様々な方法でやりくりを行うんですが、

これがなんと実話なんです。

 

 

武士といえば戦が舞台になることが多いですが、

その裏舞台でどのようにお金を工面していったのか、

そしてそれを任せられたのが武士だったという面白い視点でのお話でした。

 

もともとこの話は、江戸幕府が滅んだときに借金を抱えていなかったのがよい塩田を持っていたある藩とこの物語の舞台となった大野藩だけだったことを作者が知り、

興味を持って調べ始めたのがきっかけだったとのことです。

 

 

私たち(社労士)の業務もほとんどの方からは見えないところで企業やそこで働く人たちを支える仕事になりますので、

「この物語の主人公のように活躍できるようにしないとな」と感じられた本でした。

 

 

「明日(未来)へ向かう」という前向きなメッセージも感じられる本なので、

お時間のある方はぜひ読んでみてください!

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